法令遵守で取り組む石綿(アスベスト)対応―非常用発電機の専門会社として
- 4月24日
- 読了時間: 4分
【このブログの概要】
法令改正により設備工事におけるアスベスト対応の重要性が高まっています。
非常用発電機の更新工事においても、事前調査や分析、除去、廃棄物処理など多くの工程が必要となり、従来とは異なる対応が求められる時代となりました。
本記事では、当社の取り組みや現場の実情を交えながら、なぜアスベスト対応が重要なのか、そして安全・品質を守るためにどのような体制で取り組んでいるのかをご紹介します。

株式会社西都電機商会CSST(Corporate Safety & Skills Training Department)は、本社直轄の教育部門として、全国の営業所に対し「安全」と「技術」の両面から指導・改善を行っています。
各営業所を定期的に訪問し、
・良い取り組みは全社へ展開
・課題はその場で是正、または組織として共有
することで、会社全体のレベル向上に取り組んでいます。
その中で近年、特に重要性が高まっているのがアスベスト(石綿)対策です。
アスベストは、作業員だけでなく周辺環境にも影響を及ぼす可能性があるため、慎重かつ確実な対応が求められます。
当社ではこれまで培ってきた電気設備、特に非常用発電機に関する技術と経験を活かし、安全・品質・法令遵守を前提としたアスベスト対応に取り組んでいます。
■アスベスト対応は「別見積で明確に」する時代へ
これまで非常用発電機の更新工事では、主に機器更新費用が中心でした。
しかし近年の法令改正により、電気設備を含む工作物についてもアスベスト事前調査の対象が拡大され、有資格者による調査が求められるようになっています。
また、現場条件によっては非常用発電機が特定工作物として扱われる場合もあり、より慎重な対応が必要です。
そのため現在は、
・事前調査
・分析
・除去作業
・廃棄物処理
・各種届出
・報告
といったアスベスト対応が必要となります。
当社ではこれらを通常の工事費とは分けて見積もりを行っています。
これは、
・費用の内訳を明確にするため
・法令対応の範囲を明確にするため
・お客様に正確な判断をしていただくためです。
一見すると手間に感じられるかもしれませんが、透明性と安全性を確保するために重要な考え方です。
■現場の実情と難しさ
アスベスト作業は、単なる除去作業ではありません。
実際には作業前から、
・事前調査(有資格者による確認)
・電子報告および各種届出
・作業計画の策定
・廃棄物処理契約
など、多くの準備が必要となります。
さらに作業当日も、
・掲示物の設置
・作業区画の確保(養生・隔離)
・保護具の点検および着用(予備含む)
を行ったうえで、ようやく作業に入ります。
現場によっては、作業時間よりも準備に多くの時間を要する場合もあります。
例えば、
・作業:半日
・調査
・準備:数日
・完了後の報告書作成:数日
といった工程になることもあります。
これは非効率ではなく、安全確保のために必要な工程です。
■当社の強みと対応体制
アスベスト対応は、手間・時間・コストがかかる分野です。
しかし当社は、長年にわたり非常用発電機の更新工事・整備・保守に携わってきました。
その中で培った、
・工程管理
・現場判断
・施工手順
の最適化といったノウハウを活かし、無理のない工程設計と効率的な施工を実現しています。
また、当社で対応可能な範囲に加え、大気測定を伴う作業など専門性の高い業務については信頼できる協力会社と連携し、一貫した対応体制を構築しています。
その結果として、
・安全性の確保
・品質の安定
・適正価格での提供
につながっています。
アスベスト対応は、今後すべての設備工事において重要なテーマとなります。
当社は、法令遵守の徹底と安全確保、そして品質維持を前提に、お客様にとって最適な提案を行ってまいります。
非常用発電機の専門会社として培ってきた技術と経験をもとに、これからも安心してお任せいただけるアスベスト対応を提供してまいります。



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